アルゼンチン・メンドーサの旅で、アンデス山脈の麓のワイナリー訪問をして以来、すっかり赤ワインの虜になってしまいました。^^;;
南米のワイン自体、ブラジルに来るまではあまり飲んだこともなかったのですが、アルゼンチンやチリと言った世界有数のワイン産地の素晴らしさや、南米ワインの美味しさを沢山学ぶことが出来ました!
ブラジルに来てから実際に飲んだワインの種類は、この1年半で100種類を超えました。
そのほとんどが赤ワインです。
しかし、旅先でお土産として赤ワインを買ったりもするのですが、自宅での保存が難しいことに気がつきました。(正直、保存に失敗も。。。)
そこで、ワインセラーの購入を色々と検討して来ました。
と言っても、ビギナーなのでお手軽に楽しめるレベルの機種を選択してみました。
ワインセラーの冷却方式を調べると、以下の3タイプに分かれます。
1) コンプレッサー方式
2) アンモニア熱吸収式
3) ペルチェ方式
1) コンプレッサー方式は、通常の冷蔵庫のように冷媒を圧縮して冷却に利用しますが、コンプレッサーの振動がワインの保存に良くないとも言われています。高性能のコンプレッサーは低振動なのでしょうが、ブラジル製の性能は未知数でもあり、今回はパス。
大型のワインセラーには、このコンプレッサー方式が良いと思います。
2) アンモニア熱吸収式は、媒体にアンモニアを用いて電気ヒーターを使い冷風を循環させます。無振動・静音でコンプレッサーのような駆動部品が無いので長寿命のようですが、冷えるのに時間がかかるとのこと。しかし、頻繁に開け閉めしない家庭用には問題無いのかもしれませんね。
3) ペルチェ方式とは、ペルチェ素子という電流により冷却・加熱、両方の温度制御を自由に行える半導体素子を利用した方式です。
このペルチェ素子に直流電流を流すことにより、素子の両面に温度差が発生し、低温側で吸熱(冷却)、高温側で発熱(放熱)が起こります。しかし、冷却効率の制約から小型サイズしか無いようです。
メリットとしては価格がリーズナブルになるようですが、デメリットとしては排熱するためのファンが必要になりこれで電気代が少しかかるようです。
昔、学生時代にパソコンのCPUを冷却するために、このペルチェ素子を扱ったことがありますね。
また、購入の前提としては、日本に持ち帰って利用できることも念頭におきました。
よって、以下の条件も反映しての機種選択です。
・電圧;交流127V (これだったら、日本の100Vでも利用できると思う。)
・電源周波数は、50/60Hz の両方に対応したもの。(ブラジルは60Hz)
機会があれば、サンパウロやリオデジャネイロの電器店を回っては品定めをしていました。色々なタイプやサイズもあり、お値段もそこそこのモノが揃っています。
(当然、日本で買った方が安いですが。)
電源は交流127V / 220Vの両方がラインナップされていますが、電源周波数はほとんど60Hz対応品のみ。(当たり前ですね。)
そんな中、なんと見つけました!50/60Hz対応品!(上の写真の一番左側)
ワインセラー背面側のラベルで確認ができます。
と言うことで、今回購入したワインセラーは
・127V , 50/60Hz対応
・ペルチェ冷却方式
・12本収納可能サイズ
Model Name ; Easy Cooler JC-33C
正面扉のガラスも半ミラータイプなので、余計な光も反射してくれそうです。
取り扱い説明書
美味しい赤ワインを適温でいつでも楽しめることを一度でも味わうと、やはりワインセラーを買って良かったと思いました。
また、いつかアンデス山脈の麓のワイナリーを訪問して、美味しい赤ワインを沢山買ってこれたらいいな!と思います。