初めてのブラジル赴任へ! 奮闘記 ^^;;: 【仏・ボルドー】日本への一時帰国でボルドー途中下車の旅 サンテミリオン&ソーテルヌ地区 シャトー巡り編《4日目》

2019年7月30日火曜日

【仏・ボルドー】日本への一時帰国でボルドー途中下車の旅 サンテミリオン&ソーテルヌ地区 シャトー巡り編《4日目》

2日目も楽しいシャトー巡りです。

シャトー巡りは車での移動が必要であり、沢山のシャトー巡りを気楽にしたかったので、『VELTRAの日本語ツアー』を事前に申し込みました。


  『ボルドー サンテミリオン地区&ソーテルヌ地区 3軒のシャトーを訪問!

このツアーの特徴は、極甘口の白ワイン「貴腐ワイン」の産地として有名なソーテルヌ地区と、世界遺産サンテミリオン地区を訪問することができます。


主な旅程としては、朝9:00にホテルを出発し、
 1)ソーテルヌ地区にある Château Suduiraut を訪問*
 2)Château d'Yquem でフォトストップ
 3)カヌレ・マカロンショップで試食しながらお買い物
 4)サンテミリオンでランチ
 5)サンテミリオン地区にある Château Pressac を訪問*
 6)Châteaux Pétrus, Angélus, Cheval Blanc などでフォトストップ
 7)ポムロール地区にある Château Petit-Village を訪問*

となっています。  (*印がシャトー見学&試飲)



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Château Suduirautを訪問】
今回の目玉でもある、「貴腐ワイン」の産地を訪問します。
第1級格付けシャトーです。

広大なブドウ畑。



貴腐ワインに必要不可欠な貴腐菌は、この地の9-10月の特異な気候に生まれます。

この地には2つの川が流れています。
 ・シロン川     : 森の中を通る水温の冷たい川。
 ・ガロンヌ川 :  ボルドーを縦断する大きな川。水温は暖かい。

この二つの川が合流するポイントでは、温度差ショックで霧が発生します。
特に、11時頃には霧が多くなり、この時にブドウの表面に貴腐菌が付着します。

貴腐菌がつくと、水分が蒸発して赤くしぼんできます。
菌がついた部分だけを手で丁寧に摘んでいくのです。

150人で5週間かけてブドウの収穫をします。
菌の状況でブドウの収穫を何回かに分けるようです。

丁度この時は、ボトル詰め作業をしていました。
ボトル詰専門の業者がこのような作業車でやって来て、ボトル詰するようです。

ボトル詰されたワイン達。これからラベルが貼られます。

いよいよ試飲の時間です。



綺麗な黄金色です。



今回の試飲は、この2本です。
なんとも言えない甘さを感じながらも、上品なワインです。
貴腐ワインのイメージが変わりました!


お買い上げ!





Château d'Yquem でフォトストップ】
特別第1級格付けシャトーです。
特別なんですね。ここは敷地内の見学のみ。









その後、サンテミリオンに到着しました。



【カヌレ・マカロンショップ】
可愛いお店です。お土産を購入しました。




この地の特産品であるマカロンです。一般的なマカロンと姿形が異なりますね。
でも、美味しかったです!



【サンテミリオンでランチ】
ランチはこのお店。『L'Envers du Decor』です。


白ワインで乾杯!



前菜

メイン
時間も無く、あまりゆっくり出来ませんでした。。
美味しかったです。



ランチ後は、サンテミリオンの街中散策です。
世界遺産にも登録されている歴史ある綺麗な街です。

街並みも素敵ですね。







街中には沢山のワイン屋さんが点在します。




ブドウの木も売っていました。
是非、自家栽培してみたいですね!


大きな教会もあります。






見晴らしも素晴らしいですね。





Château Pressac
サンテミリオン地区のシャトーの格付けは、
 ・Premier Grand Cru Classe A
 ・Premier Grand Cru Classe B
 ・Grand Cru Classe
の3段階となっています。

このシャトーの格付けは、Grand Cru Classeです。

このシャトー【Château Pressac】は、100年戦争でイギリス軍が1453年に降伏して戦争が終わった歴史的な舞台となったお城でもあります。もともと要塞都市だったようで、あちこちにその面影があります。1866年に現在の様子に建て直されたようです。





城壁には、至る所に『銃眼』があります。
昔の戦争時代の面影ですね。


シャトーを囲むようにブドウ畑が広がります。


このエリアで栽培されているブドウの品種は
 ・メルロー
 ・カベルフラン
 ・カベルソービニョン
 ・マルベック
 ・カルメレール  です。




見学後、早速、試飲です。
1本目はロゼ。キリッと冷やして飲むロゼに惚れ直しました。

2本目は赤。
奥深い美味しい赤ワインです。
ここでも、この2本をお買い上げ。





Château Petit-Village
3軒目のシャトーです。
ポムロール地区のシャトーで、このエリアの格付けは無いようですが、格別なシャトーとして有名なようです。
建物や醸造工程も近代的な技術を取り込んでいて、シャトーオーナーの意気込みを感じますね。

ブドウも少し赤くなり始めていました。
ここで栽培しているブドウの品種は、
 ・メルロー
 ・カベルフラン
 ・カベルソービニョン  です。 全部で4万本あるようです。


コンクリート製タンク

樽熟成工程

ここにも流行りのタンクがありました。
この曲線が、タンクの中でワインの対流が起きやすくさせるポイントのようです。

いよいよ、テイスティングです。

なんとも言えない深い味わいの赤ワイン!

こちらもとても美味しいです!
今回の説明してくれた方は、以前、ブラジルのサンパウロに行ったことがあるようで、色々とお話ししました。

ここでは小売はしていないようで、残念ながら購入することはできませんでしたが、本当に美味しいワインです。



シャトー巡りの予定も全て終わり、ボルドーのホテルに戻ります。
本当に楽しいツアーでした。
ガイドさんも親切で良かったです。