海外駐在期間中は、日本人も「非居住者」となります。
そこで、訪日外国人と同様に消費税の免税ショッピングができるとのことなので、色々と計画しました。近年、日本国内での免税店も増加しているようですね。
【国土交通省観光庁のHP】にて詳しく制度が紹介されています。
この「非居住者」とは、外国人をはじめ、日本人であっても一定の条件を満たす者は、非居住者に該当します。
❶外国にある事務所
（日本法人の海外支店等、現地法人、駐在員事務所及び国際機関を含む）に
勤務する目的で出国し外国に滞在する者
❷2年以上外国に滞在する目的で出国し外国に滞在する者
❸[1]及び[2]に掲げる者のほか、日本出国後、外国に2年以上滞在するに至った者
❹[1]から[3]までに掲げる者で、事務連絡、休暇等のため一時帰国し、
その滞在期間が6か月未満の者
対象物品・・・通常生活の用に供される物品（一般物品、消耗品）であること。
「一般物品」
・１人の非居住者に対して同じ店舗における１日の販売合計額が５千円以上。
→家電・パソコンやスマホ・洋服が、これに該当します。
「消耗品」・・主に食品・お酒・化粧品・医薬品ですね。
・１人の非居住者に対して同じ店舗における１日の販売合計額が５千円以上、
50万円までの範囲内であること。
・非居住者は、消耗品を購入した日から30 日以内に輸出する旨を誓約すること。
・消費されないように指定された方法による包装がされていること。
注意したい点は、免税販売時にパスポートを提示しますが、日本への入国日を証明する必要があります。よって、必ず、日本帰国の際は、有人のパスポートコントロールを通過して、スタンプを押してもらうことが必要です。
自動ゲートは、スタンプが押されないので、要注意！
今回、実際に買い物をしたお店
【イトーヨーカドー】
今は、ほとんどの店舗で対応しているようです。
イトーヨーカドー内で出店している専門店は、対象外です。
一部、免税店もあるようですが、その専門店毎の対応になります。
手順は簡単。
・普通に各フロアで買い物をして、レジで精算。この際、一旦消費税を支払います。
・最後にサービスカウンターで、パスポートを提示して免税販売を依頼します。
・パスポートに免税販売の書類が添付されますので、受け取って終了。
・消費税は、その場で現金で返金されます。
日本酒：19本もお得に購入して、ブラジルに持ち帰りました。
【ユニクロ】
ほとんどの店舗で対応しているようです。
洋服なので、一般物品です。
手順は簡単。
・レジでの精算時に、パスポートを提示して「免税販売」を依頼。
・専門の担当者がやってきて、その場で手続き完了。
・パスポートに免税販売の書類が添付されますので、受け取って終了。
・精算時、消費税がゼロになっているのを確認。
【ドンキホーテ】
ここでは、日用品、雑貨、食料品まで、色々と扱っています。
ドンキホーテ内の食料品スーパー（情熱食品）も対象でした！
手順は簡単。
・日用品や食料品でフロアが異なる場合があります。
各フロアでの精算はしないで、レジ付近にいる係員に「免税販売」を申し出る。
一旦、サービスカウンターで荷物を預かってくれます。
・全ての買い物が終了したら、サービスカウンターでまとめて精算。
・パスポートに免税販売の書類が添付されますので、受け取って終了。
・精算時、消費税がゼロになっているのを確認。
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【出国時】
出国時、空港の保安検査場を過ぎた所にある税関で、パスポートに添付された
免税用紙（購入記録票）を自分で外して箱に入れて終了。
その際、商品を見せる必要はありませんので、私は預け入れ荷物に全て入れました。
税関での手続きは一瞬で終了！
ダンボール４箱分の買い物を免税ですることができました！
写真は、サンパウロ空港(GRU)到着時の荷物です。
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【その他 プチ情報】
訪日外国人向けに、免税店の検索サイトがあります。
TAXFREESHOP.JP
このサイト経由で、ビックカメラのお得なクーポンを入手することができます。
通常のポイント還元はないけど、非常にお得だと思いました。
次回は、利用してみたいと思います。
