この時期のリオのコパカバーナ海沿いのホテルは、メッチャメチャ値段が上がります。
それも大晦日から元旦にかけての1泊のみでは予約不可。最低4泊以上は必須です。
しかも泊まるだけなので、食事や遊びには追加でお金もかかります。
この写真は、ヒルトン・コパカバーナの屋上テラスからの景色ですが、こんな感じで海が一望できないと花火も見えませんね。
このような海沿いのホテルは、旅行会社が独占してしまうのか?予約は半年以上も前から結構いっぱいになってしまいます。
例えば、コパカバーナの一等地にあり、花火の観覧にはベストな「ベルモンド・コパカバーナパレス」は、最低4泊からの予約で最低R$18,000(54万円)です。^^;;
勿論、海沿いのホテルでなければもう少しリーズナブルになるのでしょうが、安全上の理由で海岸での花火の観覧は危険なのでやめたいですね。
そこで、陸からではなく、海から花火が見れないか?と考えて探したところ、我々にピッタリのクルーズ旅行を見つけることができました。
この時期は、ヨーロッパのクルーズ船が南米に押し寄せていています。
その中の1つに、MSC FANTASIA のクルーズがあります。
12月30日にリオデジャネイロを出航して、カボフリオまで行き、大晦日に再びリオデジャネイロまで戻ってきて、コパカバーナ海岸に停泊し新年カウントダウンを体験できます。その後、サルバドールまでクルーズし、現地で観光をして、1月6日の朝にリオまで戻ってくる7泊8日の旅です。
しかも、クルーズの旅は、食事も全て含まれて、エンターテイメントも充実していますので、とっても楽しいです。
MSCについて調べると、食事代は全て含まれますが、お酒等のドリンクは別会計のようです。お酒大好きな私たち夫婦では、少し物足りませんね。
当然、飲み放題コースのオプションも検討しましたが、スタンダードなクラス+お酒飲み放題オプションを追加すると結構な値段になってしまいます。
そこで、上位クラスの『 YACHT CLUB (ヨットクラブ) 』に着目しました。
ヨットクラブ専用のフロントデスクもあり、全てここで手続きができます。
ヨットクラブの部屋はとても広く、全て海側でベランダが付いています。
部屋の冷蔵庫内の飲み物は、飲み放題。ボトルの水が毎日補充されます。
ヨットクラブ専属のバトラーさんが色々と24時間対応してくれたり、ヨットクラブ専用のプライベートエリアやプール・レストランもあり、沢山のお客さんでごった返すこともありませんので、落ち着いて楽しい時間を過ごせます。
レストランのメニューも違い、お酒も飲み放題。
これはとても魅力的であり、トータルで考えるととってもリーズナブルです。
MSC FANTASIAのヨットクラブは、船首側の15-16階にあります。
フロントデスクやラウンジは15階にあります。
宿泊エリアは、15 - 16階となっており、全て海側の部屋でベランダが付いています。
今回、部屋は進行方向右側の『16018』としました。
毎年同じなのか?は分かりませんが、結果的に花火を部屋のベランダからゆっくりと鑑賞したいのであれば、進行方向左側がベストでしたね。
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『MSC FANTASIA』 MSC ファンタジア級の1番船
2番船 「MSC スプレンディダ(MSC Splendida)」
3番船 「MSC ディヴィーナ(MSC Divina)」
4番船 「MSC プレチオーサ(MSC Preziosa)」